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二つ銘則宗(ふたつめいのりむね)は、備前一文字則宗作とされる日本刀。「笹丸(ささまる)」の号で知られる外装と共に重要文化財に指定されている。 ==概要== 刃長2尺6寸4分半(約79.5cm)、反り9分半(約2.8cm)。「○○国則宗」との銘がある(○内は判読不能。『享保名物牒』には「備前国則宗」と記されている)。 足利尊氏の佩用と伝えられ〔小笠原信夫:著 『カラーブックス 175 刀剣』 (ISBN 978-4586501755) 保育社:刊 1969年 p40-41〕、鬼丸国綱、大典太光世、無銘伝吉光(骨喰藤四郎)と並ぶ足利将軍家の重宝であった。後に豊臣秀吉の手に渡り、京都の愛宕神社(京都市右京区)に奉納された。現在は同神社の所有で、京都国立博物館に寄託されている。 鬼丸国綱、大典太光世とよく似た、黒皺革包に山吹色の糸巻を施した革包太刀様式の外装が付属しており、この太刀拵は鍔を初めとした金具類に笹竹の紋様が施されていることから「笹丸拵(ささまるこしらえ)」とも称される。 1909年(明治42年)、古社寺保存法に基づき、当時の国宝(文化財保護法における「重要文化財」に相当)に指定された。指定名称は「革包太刀(笹丸)則宗ノ銘アリ」である〔明治42年9月22日内務省告示第116号。参照:国立国会図書館デジタルコレクション 〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「二つ銘則宗」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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